故人との最後の別れ、葬儀には食事とお酒が必ず振る舞われます。地方によっても違いますが、初日をお通夜と呼び、お焼香が終わると参列者でお寿司などを食べます。これを通夜ぶるまいとよび、翌日の本葬まで寝ないで夜どうし飲み続けるところもあります。次の日もありますので早めに切り上げて帰る人も当然いますが、親戚や関係が深い人は語り合いながら食事を取りますので、簡単なものではなくちゃんとした料理が用意されます。二日目の本葬のあとには料亭などでのお斎がありますが、これにはお寺の住職も招くのが一般的で、また酒を飲みながら故人の話に花を咲かせることになります。
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