近年、葬儀社のテレビコマーシャルが増えています。背景にあるのが少子高齢化で、やはり最期の瞬間のことを考えておくのは大切です。最も気になるのが、トータルの費用だと言われています。ある調査機関が出している数字によると、葬儀・告別式にかかる平均的な費用は200万円と言われています。
これには周忌法要や僧侶への御布施が含まれていませんし、頭の痛い問題ではないでしょうか。そこで注目されているのが、直葬スタイルの葬儀です。お通夜を行わずに、直接火葬するスタイルです。大部分は故人の遺言になりますが、トータルの費用は20万円前後と言われています。
色々と批判はありますが、多様化を象徴していると言えます。遺言に関しては、弁護士等の専門家に間に入ってもらうべきです。金銭的なトラブルを防ぐことが出来ますし、故人の意思が最大限に尊重される方法です。最近は終活がブームになっていますし、気軽な気持ちでエンディングノートを書いておくと良いと言われています。
無論、何度も書き直しをすることが出来ます。人生百年時代がやって来ていますが、死を前向きに捉えることで、日々を楽しく生きることが出来ます。それこそが、ストレスを抑える生き方です。